ブラッシング③

ブラッシングに使用するブラシはいくつか種類があります。被毛のタイプや長さによって使い分けてぴったりな道具を選びましょう。

「スリッカー」(写真左)

最も基本的なブラシで細い密集したピンがついています。ピンが針金になっていて細かい抜け毛を取ったり、毛玉をほぐすのに便利ですが力任せに皮膚に当てたりすると傷をつけやすいので注意してください。

「コーム」(写真右)

主にブラッシングの仕上げとしてスリッカーでとかした後に引っかかる部分がないかをチェックするのに使います。引っかかる部分は毛玉やもつれのとかし残しなので再度スリッカーを使いとかしていきましょう。スリッカーでとかしてからコームで確認をすることを繰り返し全体がコームですんなり通るようになればブラッシングの完成です。

この2種類は持っておくことをオススメします。どちらかしか持ってなかった方はきちんとしたブラッシングが出来ていないかわんこに負担がかかるブラッシングになっていたかもしれないので2種類そろえた方がよいでしょう。(短毛種は除く)

「ピンブラン」

金属製の長めのピンがついたブラシです。フルコートにしているマルチーズやシーズー、ヨークシャーテリアなどに使用します。

毎日ブラッシングを出来ている(ポイントは「している」のではなく「出来ている」ですよー!)もつれのない状態のシェルティやゴールデンなどのフケやホコリを取り除くのにも向いています。

「獣毛ブラシ」

豚や猪の毛などでできたブラシです。静電気が起きにくく、被毛の艶を出すために使用されます。ラブラドールやパグなど短毛種に向いています。

被毛を長めにしたい方は毎日のブラッシングは必須です。

毎日行うことで毛玉を防ぐことが出来、小さな段階でとかせるのでわんこの負担も少なくて済みます。

もちろんわんこの身体のサイズや毛量にもよりますがきちんとブラッシングが出来ているとトリミングにかかる時間が30~60分くらい変わってきます。毎日の積み重ねがわんこの負担を減らしてあげることになるのです。

特に絡まりやすいのは耳の付け根や脇の下、内股、よく動く関節の部分です。首輪やハーネスが当たる所も出来やすいのでよくチェックしてみてください。

いつもブラッシングをしているのにトリミングに行くと毛玉やもつれ料金が発生している方。

ブラッシングをしている「Do」。

であって「Can」出来ている。

という状態になっていないのでしょう。

ファミリーでわんこと暮らしているお家はブラッシングをした人以外がコームでチェックしてみるなど違う視点から確認することもよいと思います。

人間同様で美しさを維持するためには毎日の努力が必要です。きちんとブラッシングが出来るようになってわんこの負担を減らしてあげてください。

長めが希望なのは飼い主さんであってわんこの希望ではないかもしれません。

ブラッシングが出来るようにならないなら短くする。それはわんこのために。

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