皮膚の痒みが出たり、赤くなったり、黒くなったり、脱毛を起こしたり、フケが出たり、皮脂が固まったり、かさぶたが出来たり・・・と皮膚に何らかの症状が起きることを大きな括りで『皮膚炎』と言います。
アレルギーやアトピー、排泄不良、ホルモン異常、外的要因と原因は様々です。
その中でもよく耳にするのが「膿皮症」ではないでしょうか?
膿皮症と診断されても膿皮症が何なのか知りませんという飼い主さんも多くいらっしゃるので。
膿皮症とは?
皮膚の表面にある毛穴への細菌感染による皮膚炎のことを膿皮症といいます。
膿疱と呼ばれる膿がたまった水泡(ニキビみたいな感じ)やフケ、円形の脱毛がみられます。ブドウ球菌が原因菌となることが多いですが、緑膿菌や大腸菌などが原因となることもあります。
膿皮症の原因となる菌は正常な皮膚の上にも存在しているので、膿皮症が起こるのは菌側の問題だけでなく菌を増殖させてしまうわんこ側の問題も関係しています。
膿皮症は大きく3つに分かれますので次回はその詳細について記していきますよー(*’-‘*)ノ