2020年4月1日から受動喫煙防止をうたった改正健康増進法が施行されました。
受動喫煙とは喫煙者が吐いた煙(呼出煙)、火をつけたタバコの先から出る煙(副流煙)を浴びることです。
副流煙は直接タバコを吸う主流煙と違いフィルターで保護されていないため有害物質は主流煙よりも2~10倍も多く含まれています。また4000種類もの化学物資も含まれていてその中には発ガン性物質も多く含まれます。
副流煙が髪の毛、衣服や壁、カーテンなどの家具、床などに付着し、それが犬の被毛に付着し舐めたりすることで体内にはいってしまうことを三次喫煙といい、有害物質が体内に蓄積されることで気管支炎や肺炎、リンパ腫や口腔内腫瘍、鼻腔内腫瘍が多く見られます。
ダックスやシェルティなどマズルの長い種類の子は鼻が化学物質を吸い込む際のフィルターの役目をするので副鼻腔癌になるケースが多く、フレンチブルドッグやパグなどの短頭種は直接肺に副流煙が入ってくるために肺癌になるケースが多いそうです。
換気扇をつけたところで十分な換気にはなりませんし、空気清浄機は有害な化学物質を除去する効果がほとんどないので受動喫煙を防止することは出来ないと厚生労働省のホームページにも公表されています。
わんこのごはんやおやつやサプリなど色々健康のために考えてる方がもし喫煙者であればまず受動喫煙がわんこに及すリスクについても考えてみてはいかがでしょうか?
わんこに「元気で」長生きしてほしいなら・・・
答えは1つですね。